引用:Google Map
初代は1899年に。今の駅は1902年にできました。
そう、今の京急川崎駅は2代目なのです。じゃぁ初代はどこにあったのか・・・調べてみました。
- 京急川崎駅の歴史。実は2代目川崎駅だった
- 川崎の由来は何だ。なぜここまで発展したのか
- 川崎駅近くのオススメスポットはここじゃろ
京急川崎駅は2代目だった。初代はどこいった?
引用:Google Map/徳澤リュービンさん
京急も良い所に駅を置いたんだね
と思うでしょうけど、最初はちょっとズレた所にありました。
六郷橋駅が初代
初代・川崎駅はほぼ消えてます。
引用元:Google Map
名残もまだあって、この辺りにホーム跡なのか駅の跡なのか分からんけど、線路横に駅跡みたいなものがあります。
初代川崎駅の開業は1899年1月21日でした。
移転したのは1902年9月1日です。
六郷橋といえば箱根駅伝、1区/10区のポイント。特に往路は平坦な道が続いた後のアップダウンで、選手の足に負荷をかけていきます。
川崎駅の変化
1925年11月1日、京浜川崎駅に改称します。
すぐ変えなかった理由はよく分からんけど、この後に湘南電気鉄道(京急本線の横浜以南)を合併するため、複数の駅が一斉に「京浜」を頭に付けてました。
一方、初代川崎駅はまだありましたが
戦争によって激しく損傷して休止して、しばらく様子を見てたようです。
特に地域住民から苦情が出なかったらしく、廃止する事になりました。
1966年には本線が高架化しました。
これはJRの川崎駅、東口から伸びる大通りと平面交差していたから、立体交差にして踏切を解消したかったと考えられます。
今では本線ホームにホームドアも設置されましたね。
京急川崎駅の構造
現在の目線で見ると、大師線は孤立している小さな支線に見えます。
だけど、京急は大師線を1番最初に作った歴史があるため、大師線から1番・2番と振ったのです。
JR東の川崎駅と微妙に離れてる理由
あくまでも憶測もありますが
ましてや国が作った駅なんで、真ん前に設置するほどオラつく会社じゃない印象・・・
用地確保ができなかったとも言えるでしょうね。多分。
ですので、今の所は2駅間のルートはあんま良くありません。
乗り換え需要があるかどうか知らんけど。
ただ、京急とJR東の駅を繋ぐルートについては改善されるようです。
川崎駅エリアの再整備計画
引用元:Google Map
京急川崎駅の北東には閉鎖した自動車学校があり、そこが再整備されます。
京浜急行電鉄株式会社と、株式会社:DeNAによって複合エンターテインメント施設が開業する予定です。
一応2028年10月開業が予定。
これだけでなく、JRと京急を結ぶルートの改善も行われる予定です。
プロジェクト概要はこちら→:DeNAニュース
参考:川崎市議会会議録
「川崎」の由来は何?川崎の歴史も調べてみた
引用:Google Map
川崎と呼ばれるようになった理由とか
川崎エリアの歴史をちょいと調べてみました。
川崎とは地形のこと
川崎の川とは多摩川の事。
崎はデルタ地帯を意味します。
川崎エリアでも特に海に近い所の川崎区が特に「崎」と言われる場所です。
かーなり時代を巻き戻すと、川崎区はまだ海でした。
少しずつ多摩川や鶴見川による堆積や海面低下によって、川崎区ができました。
特に発展したのは江戸時代
引用:Google Map
川崎エリアは江戸時代になって、大きな宿場町になりました。
色々と宿屋ができた事で、競争になって宿場女郎という職業もできました。
キレイな女性の給仕係みたいなもんです。
もちろん、そのサービスの中身については・・・・・
そういう土地柄だった影響が今も残って、堀ノ内とか南町がいわゆるお風呂屋さんになってます。
"そういう"職業の歴史は古かった
日本の場合は鎌倉時代あたりから増えました。
今では考えられないけど、男系で引き継いだのはその家の家柄で、女系で財産を引き継いでたのですが鎌倉で崩壊。
女性が生活できなくなってしまって、身売りせざるを得なくなってしまいました。
古代のとある国では、宗教的儀式として行ってました。
日本で特に顕著になったのは江戸からだったと考えられます。
- ある程度は政治が安定した
- 貨幣制度がそれなりに確立した
- 一方で格差社会だった
そのため世帯収入が少ない所に産まれた女の子は、家族全員が生きていくために身売りされました。
鬼滅の刃・遊郭編で描かれているのは、まぁまぁ本当だけど、それもまた一部なのです。
大正時代が舞台だから、江戸よりだいぶマシやけど。
京急川崎の駅チカスポット
引用:Google Map
京急川崎駅のあたりは、さすが政令指定都市の中心部なだけあって、娯楽施設や商業施設があれこれと・・・
そんな所にある、たった一部ですけど適当に紹介してゆきます。
東海道かわさき宿交流館
引用:Google Map
川崎の歴史や文化を展示している、無料の施設です。
休みは月曜日(祝日の場合は火曜日が休み)
9時~17時までやってます。
無料ですが、結構ジオラマとか展示は作り込まれてて、暇つぶしには丁度いいでしょう。
江戸時代の衣装を着れるんで、外国人観光客にもオススメです。
川崎水族館(カワスイ)
引用:Google Map/カワスイ 川崎水族館さん
川崎ルフロンにある水族館です。
淡水魚の水族館としては国内でもかなり規模のデカい水族館。
なかなか凄いのは、別の施設内に水族館をぶち込んだタイプだと言う事。
水はかなり重いんで、建物の構造上かなり制限がある中、よく作られてます。
20時までやっていて、昼と夜では見せ方を変えてるので、ぜひ昼も夜も行ってみてね。
まとめ:京急川崎駅は2代目だった。初代駅跡はまだ残ってるよ
引用:Google Map
京急川崎駅は今後も駅の近くが整備やら工事やらするそうで、より賑わいそうですね。
1.5万人を収容できるアリーナができるんで、ライブやイベント会場として川崎が選ばれる事になるでしょう。
完成は2028年10月を予定しています。
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