引用:Google Map
駅名が何となく気になった。
ということで駅名の事とか、周りに何があるのか調べてみました。
津久井浜駅の開業。終着駅だったのはほんのわずかだった
引用:Google Map/左舷さん
津久井浜駅は1966年3月27日に開業しました。
この日は横浜方面隣の京浜長沢駅も開業してます。
新設開業した駅ですが、久里浜線の延伸開業でできた駅で、駅と駅の間に新たに作った駅ではありません。
久里浜線の計画
もともとは三浦半島をぐるっと周回できる鉄道を作るつもりで免許はありました。
ということで、久里浜から三崎港へチマチマと延伸。
時期的に日本の景気は良いはずですが、一挙開通・開業せずに少しずつ伸ばして開業スタイルにしてましたね。
関連記事:京浜急行電鉄が戦後に開業した駅、新しい順番にしてみた。開業の経緯も調べてみたよ
隣の三浦海岸まで完成しました。
津久井浜駅の特徴
引用:Google Map
駅自体は地上駅ですが、地形の関係で北東側は高架構造になってます。
なるべく線路のアップダウンを減らすためです。
住民利用や高校の通学利用もありますが、観光需要もあるのですが・・・
快特の停車駅としては、最も少ない利用者数です。
三浦海岸・京急長沢は近くに集合住宅があり、次点の新大津も住宅地が増えて利用者数が伸びました。
一方、津久井浜駅の周りは開発がされてないため、全然伸びてません。
横須賀市は、津久井浜駅の山側にある農地を残す方針にしているため、今以上にイケイケになる事は無いでしょう。
津久井浜の由来
元祖のネタはよく分からん。すまん。
歴史的に見ると
こういう情報はありました。
ですので、津久井という地名は元々あったみたいです。(確定ではない)
相模原市緑区にある津久井と、横須賀市にある津久井が混同してしまうため、こっちは「津久井浜」という名称を使用する事があります。
相模原市の方は山なんでね。
ということで、津久井という地名があったこと。相模原市と区別を付けるために海に近いから浜を付け加えた・・・ことしか分かりませんでした。
津久井浜駅の観光スポットや、公立高校。どんな魅力があるの
引用:Google Map
津久井浜駅は海岸から400mという立地なので、マリンスポーツには良い所です。
山側には観光用の農園があって、家族くらいの人数なら予約なしで行ける所があります。
津久井浜海水浴場
引用:Google Map
津久井「浜」というくらいなので、海水浴場はありますが・・・
遊泳していい場所ではないらしい。
ウインドサーフィンをしている人が多く、事故防止のためだと思われます。適した施設(海の家など)が無い事も理由でしょう。
海水浴がしたいなら、三浦海岸の方へ行ってください。
三浦富士・砲台山・武山
引用:Google Map
津久井浜駅と京急長沢駅の間、ハイキングコースは津久井浜からの方が近いです。
手軽に登れる初心者向けの山。
三浦富士には駅前の浅間神社の奥宮があります。
砲台山には過去、海軍が砲台を作って設置してたことから。
三浦半島が東京防衛の重要拠点だった事が分かりますね。
武山は春がオススメ。ツツジがあります。
天気が良ければ展望台から伊豆や富士山が見えるようです。
持経寺(武山不動院)があり、山の上から漁の安全を見守ってます。
東光寺
引用:Google Map
この地を統治していた三浦氏を祀っています。
三浦薬師如来霊場の第21番札所として、巡行するお寺の1つです。
薬師如来というのは古くから薬や医者の代わりとして拝まれてきた仏様。
これらの霊場は一斉に33年に1度、5月前後の約1ヶ月だけ御開帳が行われます。
次回は2050年です。
万代会館
引用:Google Map
万代順四郎の元別荘です。
帝国銀行の旧三井系は三井住友銀行に。
第一銀行系は、みずほ銀行となってます。
なかなかの実業家ですね。
万代会館の敷地内には無料で入れますが、建物の中には入れません。
庭園と、庭園から見える古民家を鑑賞できます。
- 開放:火曜・土曜・日曜
- 4月~10月:9時~15時30分
- 11月~3月:10時~15時
- 12月29日~1月3日は休み
神奈川県立津久井浜高等学校
引用:Google Map
部活動が盛んで、剣道部や硬式野球部、演劇部はこれまでに実績を残しています。
べらぼうに強いワケではないけど、初戦敗退みたいなレベルではないみたい・・・?
ですので、部活でも結構充実できるでしょう。
偏差値的にも進学レベルはそこそこ。
頑張ればMARCHに届くけど、結構少ないです。
津久井浜観光農園
引用:Google Map
駅からは無料の送迎バスが出てます。
- 12月~5月:いちご狩り
- 9月中旬~11月中旬:芋掘り
- 10月下旬~11月末:みかん狩り
これらが予約なしで体験できます。※団体は予約する事
現地の案内所では採れたての野菜や、手作りジャムの販売もあります。
三浦といえば三浦大根で、この大根は珍しくて白首大根です。
三浦大根は煮崩れしづらいので、煮物やおでんにピッタリ。
歯切れも良いことから、正月用のなますにも良く、年末は人気の品種です。
まとめ:津久井浜で海と山、両方楽しめるし住むのもアリ?
引用:国土地理院地図
マリンスポーツができる海岸が近く、山の方には予約なしで行ける農園もあります。
自然が身近にある静かな所なので、あまり都会すぎる所が苦手な人にとっては丁度良い所でしょう。
津久井浜駅から横須賀中央は20分ほど。横浜まで1時間弱で行けます。(平日朝の特急)
横浜までは少し遠いですが、横須賀市の市街地に職場がある人ならいい場所かも。
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